【かぎ針編み】「手編みの手袋の左右の大きさが違う」…防ぐために気を付けたい2つのこと。

まだ暑い時期が続きますが、秋冬に向けて冬シーズンの編み物を進めています。

 そんな中、久しぶりに編んだハンドウォーマー(指無し手袋)の左右の大きさが見事に違うという出来事を体験しました。

 

今回は、そんな悲しき出来事を防ぐために気を付けたいポイントを2つ考えたので、忘備録もかねて紹介していきますね。

 

左右の大きさが違う。。

ハンドウォーマーの左右のパーツを順番に編んだのですが、左右の大きさが結構違ってしまいました。

まずは比較画像から。

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同じ段数編んでいますが、親指穴の高さもずれています。

 

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左のほうが大きいです。

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横幅も違う感じがします。

手編みなので、同じ部品を編んでもどうしても「差」はでてしまいます。

が、今回はそういった微妙な差を超えているような気が…

 

左右さが出る原因

このハンドウォーマーは今までに何度も作ってきたのですが、今シーズン分は初めて作りました。特に、最初に手を付けたのは左のパーツ。

 

左のパーツをよく見ると、編み進めて上部に進むにつれ横幅も広がっている感じがします。

また、アップの画像で見ると、左の方が一目一目の「脚」が長いのがわかります。また、編み目もゆるい感じがします。

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アップ

こうなってくると、久しぶりに編んだ左のパーツを解いて、キレイに仕上がっている右のパーツに合わせて編み直していくのがよさそうです。

 

こういった事態を防ぐために、2つのポイントを考えたので紹介します。

 

ポイント1:スワッチを編む

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スワッチとはこういった「試し編み」した見本のことです。

スワッチを編むと「その糸・その編み方」の見た目や雰囲気を事前に確認できますし、アイロンを当てた感じなど、役立つ情報が得られます。

 

※ゲージを取るためには15cm四方に編んで、その中の10cm四方の目数を数えるようですが、ここでは省略しています。

 

今回久しぶりに編んだことで目が不揃いになった要素が大きいので、練習や確認をかねて先にスワッチを編んだ方が良かったなあ。。と思ったのでした。

 

ポイント2:パーツを比較しながら編む

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そして、次のポイントは自分の編んだ物をよく見て、左右のパーツを確認しながら編むということです。

段数ごとに大体の高さが合っているか、横幅が同じかどうか見ながら編んでいきます。

そうすることで「この段は編み脚が長いようだから編み直そう」という風に、早めに修正ができます。

 

ある程度編み進めたものを解くのは大変ですが、1段で気づくことができれば大した労力になりません。

 

これは手袋など左右のパーツがある作品に限らず、マフラーなどでもだんだん編み目が不揃いになったり目数を間違えたりするのを防ぐのにも役立ちそうです。

 

大体同じに編めました

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以上のポイントに気を付けながら編み直すと、左右大体同じに編むことができました。

編みあがったものは手の癖でよじれたり歪んだりしていますが、スチームアイロンを当てると大体キレイになるのでそこは大丈夫。

 

量産中

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ということで、現在進行形でたくさんハンドウォーマーを作っています。

このデザインは2年前に考えて、色も変えながら種類が増えてきました。

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去年撮った着画です。

黄色が一番評判がいい感じですが私は緑が気にいっています。