ベビー&キッズアイテム定番のかわいいどんぐり帽子の編み方を紹介します。
今回は頭位が44cm(6か月頃から1歳児)サイズで編みましたが、どんぐり帽子はサイズ調節も簡単にできるので、そのあたりも含め解説していきます。
細編み、長編みだけで出来ているのでかぎ針編み初心者さんでも編みやすいアイテムです。
それでは目次からどうぞ。
編み方説明
どんぐり帽子は、先端のとんがった部分をスタート地点に、下へ下へ編み進めて作ります。
先端を編んだら、そこから増し目して大きくしながら頭囲まで編みます(円錐部分)。そこからは増減なしで最後まで編んで完成です(円筒部分)。
この円錐部分と、円筒部分は好みもありますがだいたい1:1の比率にします。
(円筒部分を長く編んで、折り返すデザインなどもあります)
増し目をしながら目当てのサイズまで編み進め、それ以降は増減なしにすることで、簡単に目的のサイズで編むことができます。
それでは、私が編んだどんぐり帽子を例に具体的に説明していきますね。
使用した糸
毛糸ピエロのポシェットの色番11(フレンチグレー)と、2(エクルベージュ)を使用しています。
【425】Pochette(ポシェット)[綿50%毛50%(防縮メリノウール) 中細-合太 40g玉巻(約120m) 全14色]
防縮メリノウール50%とコットン50%の混紡糸で、全14色。
チクチク感は無く、肌ヘのあたりもさらっとしているので帽子など肌に触れるものにもおすすめです。かぎ針3~4号。
甘撚りなので編むときには糸割れ注意かも。
代替糸を使うときは、かぎ針3-4号表記のあるもの、中細とか合細表記のあるもので探してみて下さいね。
糸の使用量はこのサイズであれば1玉あれば大丈夫です。
色替えする場合はその色の分だけ用意しましょう。
段数表
全て4号針で編んでいます。
円錐部分は10目ずつ増し目しながら編み進めていますが、1段10目ごと約4cmずつ頭囲が大きくなっています。
※ゲージには個人差があるので目安としてください。
以下、ステップごとの解説です。
作成過程
先端部分
全て4号針を使って編んでいます。まずは”わ”の作り目をして、細編みを6→8→10目編みます。紹介している帽子は”ツン”が控えめなタイプですが、ここで10目のまま段数を増やすと軸を伸ばしたタイプになるのでお好みで伸ばしてみて下さい(⋈◍>◡<◍)。✧♡
円錐部分|10目ずつ増し目
細編みで先端部分を編んだ後、長編みに切り替えて20→30→40…と、10目ずつ増し目しながら編み進めていきます。
近くにモデルになるお子さんがいる場合は、頭に当てながら目的の頭囲になるまで編んでいくと良いと思います。
大体ですが、10目増やすごとに約4cmずつ大きくなるので目安にしてください。
円筒部分|増減なしで編み進める
目的の頭囲まで編めたら、増減なしで(そのままの目数で)編み進めていきます。
冒頭の編み方説明の図のように「増し目していく円錐部分」「増減なしの円筒部分」の高さはだいたい1:1の比率にします。
ただ、この円筒部分を長めに編んで折り返すスタイルにしたり、浅め・深めにしたりとお好みに合わせて変えていってください。
ふち編み
最後に、毛糸を白に変えてふち編みしてみました。
ふち編みの最初の段は奥の半目だけ拾って細編みで編み、その後は普通に細編みして合計2段細編みをしています。
完成
シンプルなどんぐり帽子が完成しました!
編地が伸びるので、少々小さめでもかぶれるし、長く使えます。
大きめにできたときは、成長を待ってかぶせてあげてください。
今回使用した資材など
【425】Pochette(ポシェット)[綿50%毛50%(防縮メリノウール) 中細-合太 40g玉巻(約120m) 全14色]
\他にもあるよ!ベビー&キッズの記事/