「編み物=時間のかかるもの」というイメージって強いですよね。
映画や漫画などのフィクションの世界でも、で登場人物がマフラーを長い時間かけて編んだりしていますし、身近なところだと、家族や友達が手をちまちま動かしてるようなイメージがそうさせるのでしょう。
そういえば、母さんが夜なべで手袋編んでくれた♪みたいな歌もありますね☆
わたしは編み物の中でも「かぎ針編み」を好んでしていますが、時間がかかるか?と聞かれるともちろんイエスです。
時間がどのくらいかかっているのか自分でも気になる…
ということで、時間を計って編んでみました。
がま口ポーチ
まず1つ目はこちらのがま口ポーチ。
手のひらサイズでちっちゃいですが、ご覧の通り小さいモチーフが色々ついています。
また、中身はこんな感じで内布がついていて、そこにも時間がかかっています。
モチーフを編んで付けるのに3時間以上かかっているので、シンプルなタイプにしたりタグやレースでの装飾なら4時間程度でできるかも。
- 本体の編地を編む⇒1時間45分
- 花と葉っぱのモチーフを編む⇒1時間45分
- モチーフを本体に縫い付ける⇒1時間30分
- 袋状の内布を作成⇒1時間30分
- 口金の取り付け⇒15分
⇒合計 6時間45分
ペットボトルカバー
こちらは裏地はありません。
本体にモチーフをつけたつくりになっています。
- 本体と紐を編む⇒2時間50分
- 花と葉っぱと茎を編む⇒1時間40分
- モチーフを本体に縫い付ける⇒1時間40分
⇒合計 6時間10分
ストール
こちらは、幅30センチ、長さ155センチの春夏ストールです。
細めの糸を使っているのでひたすら時間がかかりました。贈り物としても定番なマフラーとも重なるものがあるかと思います。
こちらはかかった日数・時間を臨場感あふれる(?)表にまとめて公開します。
実際の長さと合計の長さが異なるのは、編み間違い修正だとか、編み物の伸縮性とアイロンをかけたかどうかだとかetc.なのでご容赦ください。
合計時間、35時間45分…
これはかあさんも夜なべじゃ作れませんね…!
編み物にかかる時間を左右するファクター
編み物は時間がかかりますが、かかる時間を左右する要因はいくつもあります。
考えられるものとしては…
- 単純な、手を動かす速さ
- 集中して取り組んでいるかどうか
- ミスしないか
- 編み糸の太さ
- 編み方の難しさ(シンプルか凝っているか)
太い編み糸を使い、シンプルな編み方で、集中して取り組む…
こうするとスピードUPですw
時間がかかっても、おすすめ
ところで、編み物って時間はかかるけど楽しいです。
インスタグラム等で「編み物」等のハッシュタグで検索してみてください!
編み物中毒になっている人はいくらでも見つかります。
編み物の楽しさは、ドラマやアニメなどを作っているかのような楽しさがあると思います。↑ちょっと大げさだけどw
というのも…
どんな糸を使って、どんな編み方をして作るか。
素材も色も風合いも無限にあり、編み方もまたいろいろ。
そしてかぎ針編みは「ループをひっかけて通す」の繰り返しでほとんどの編み方ができます。
時間はかかるけど、マイペースで楽しみたい人にはおすすめの趣味だと思います。
かぎ針編みに必要な道具
かぎ針編みに必要な道具は「かぎ針」「とじ針」「毛糸用のミニハサミ」の3種。あとは材料で毛糸が必要です。最近ではこれらの道具は100円ショップで売っています。
そして、肝心の編み方も毛糸メーカーさんや編み物系YouTuberの方が多数UPされていますので始めるときの敷居はとても低くなっています。
100円ショップで最低限の道具を揃え、自分にあってるかどうか試してみるのもいいかもしれませんね。
色数豊富でリーズナブルな毛糸がたくさん。「編み方MOVIE」や「FREEレシピ(編み図)」も充実しているのでメニューから行ってみてくださいね。
FREEレシピは本当にたくさんあるので必見です。
・trees(筆者)も愛用のかぎ針