リネン糸で編んだ、ナチュラルなブックカバー。

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お久しぶりです。かぎ針編みが好きなtreesです。

 

早速ですが今回は、母にあげるブックカバーを制作したので、紹介します。

単行本サイズ、ボタンの留め具付き。

 

 

 使用糸

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毛糸ピエロのシャンベル(→公式)、色番は1番(アイボリーホワイト)2番(グレージュ)。

さらに添え糸として、極細のリネン糸(ホワイト)を使っています。

メルスリーエフというブランドの物なのですが、残念ながら2021年4月にショップが閉店になってしまいました。。

今は似た雰囲気の糸を探しています。困る、どーしよ(~_~;)

 

編み過程

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大体こんな流れで行きます。

 

スワッチ

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まずスワッチを編んでみました。目的のサイズまでの目数を計算するために、横に20目編んでそれが何センチか測って目的のサイズを割り出しています。

これは横着な我流でして、本来なら15センチ角のゲージを編んで目数を数えるのが正式な方法と思われます。

 

まあここから大体の作り目の目数が分かったので、編み始めることにしました。

編みはじめ

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4号針でくさり編み120目編んだ後、2号針に持ち替えて長編みと細編みを交互に編んでいきます。この時、編地の表に半目残るよう、手前の目を残しながら編んでいくと、自然と凹凸の編地になっていきます。

 

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途中色替えしたりしていますが、アップだとこんな感じのゆるいでこぼこボーダー。

 

アイロンで形を整える

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目的の目数編めたら、待ち針で留めてスチームアイロンで形を整えます。

アイロンで熱を与えた後、冷めるまで放っておくと大体キレイになるようです…

 

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夜に撮った写真で暗く映っているんですが、こんな感じで長方形の編地ができました。

 

本につけてサイズ感を見る

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こんな感じで適当に本に巻いて、縫い糸で仮留めしてサイズ感を確認してみた所…

全然短いです。たたんで本の表紙を差し込む部分が。

なので、ここからは細編みで差し込む部分を伸ばしていくことにしました。

 

サイズ調節の細編み&サイドを綴じる

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サイドは細編みで12段ずつ編んで伸ばしました。

そして編地を折って、重なった部分を一緒に拾いながら細編みをして本体は完成です。

 

しおり&タッセル

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しおり用にテープを編み、先端にはタッセルを付けてみました。

本体色とお揃いの、ツートンカラーがお気に入り(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

【タッセルの作り方はコチラ】

【写真で解説】フツーのタッセルの作り方 - 空気クレヨン

 

 

編み目の隙間から本が若干透けるので、フェルトを挟んで対策してみました。

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裏地をきちんと縫い付けた方が完成度が高いと思うのですが、縫い付けなければラクだし、本が多少厚くても対応できるのでこれはこれでいいのかも? と思ったり。

 

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ここまでで完成でも、シンプルでいい感じですね。

 

留め具つけ

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紐とボタンで留める形なのですが、紐の根元を編地に縫い付けて上からタグで隠しました。

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オモテ面にボタンを付けて完成。今回は大き目のウッドボタンにしてみました。

留め紐の結び目の位置を好きに調整できます。

 

まとめと資材の紹介

今回は単行本サイズでブックカバーを編んでみました。

リネンなのでナチュラルに、そしてタッセルとボタンをアクセントに使ってみました。

 

 今回使用の資材

・毛糸ピエロのシャンベル