この記事は、2021年1月7日に加筆修正しています。
手編みのシュシュ（通称：編みシュシュ）は市販ではほとんど見かけないアイテムです。布で出来たものと違って透け感があったり、糸自体の素材感を楽しむことができます。お揃いの糸で、花やリボンなどのモチーフを付けて編むととっても楽しいです♪
かぎ針編みのシュシュはレシピ本（初心者向けをうたったもの）でも定番で、編み方がしばしば登場します。ですが、本にあるものはゴム交換ができない（もしくは難しい）「ゴムに直接細編みを編みつけていくタイプ」の編み方ばかり。
これではゴムが切れたり伸びたりしてしまうと、そこで寿命ということになります。。
時間をかけて編んだ編みシュシュ、せっかくなら長く使いたい！
ということで、ゴムが切れたり伸びたりしても新しいものに交換して使える土台の編み方を紹介します。
★2021年1月7日加筆
より詳細なシュシュの編み方ページを公開しました！
宜しければ合わせてご覧ください。
初心者さんOK！｜シンプルな編みシュシュの編み方【写真&ステップ解説】 - 空気クレヨン
使用した糸
オリムパスエミーグランデの生成り。20番の太さになっています。
実は私、エミーグランデを購入したのはこれが初めてでした。
実物を前に、そのツヤツヤ加減と想像以上の柔らかさにびっくりしました。勝手に、もう少し固めの糸かと思っていたので。。
ここがポイント：ゴム交換できる土台の作り方
くさり編みで輪っかを作る
さてそれでは、編んでいきます。
まず、くさり編みを150目（かぎ針2号の時の目安）編んで土台の輪っかを作ります。
髪を結うときにゴムをぐいっと伸ばすかと思うのですが、その時のゴムの長さよりも長いくさり編みの輪を作る必要があります。
この時長さが足りないと、ゴムが伸ばせず髪を結えなくなってしまいます。
ゴムと作り目を一緒に持ち、ゴムをぎゅーんと引っ張っても足りる長さか確認してから編み進めて下さいね♪
ゴムの手前と奥に交互に長編みをする
写真のように、ゴムの手前側と向こう側を行ったり来たりしながら長編みを編んでいきます。
こうすることで土台がハシゴ状になり、ゴムが切れたり伸びたりしても後から交換ができます。
交換時は元のゴムを引っ張り出した後、ゴムを通して堅結びにします。
こうしてぐるりと一周、シュシュのフリルを編みつける土台ができました。
続きの編み過程
フリルを編む
先ほどの土台にフリルを編みつけていきます。
私は簡単に長編みでつくりましたが、ドイリー編みの本などを参考に模様編みしてもきれいかと思います。
ちなみにエミーグランデの撚りは甘い印象がありました。
フリルをさらにもう一枚。ダブルフリルにすると、またまたボリューミーで可愛くなります(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡
横から見るとこんな感じ。
シルエットが丸っぽくなりました。
ふち編みやモチーフをつけて仕上げ
ふち編みには、毛糸ピエロ♪のシャンベルをプラスしました。
シュシュは、結んだ時にフチの印象が結構強く出ます。
なので本体色と似た色なら優しいイメージになりますし、全く別の色ならコントラストが効いてはっきりとした印象になるように思います。
ここまででも十分シュシュとして使えそうですが…
よく見る6枚の花弁のバラとモリーの花（小花の方）をちょっとアレンジしてモチーフを足しました。パールビーズやサテンリボンも組み合わせると、甘めのアンティークな雰囲気になりました。
まとめに
シュシュを編んでいて思ったのですが、編むの自体は簡単ですがフリルのボリュームや形については、思った通りにするのは結構難しかったです。
この形になるまで、だいぶほどいては編み直しを繰り返しました、3日くらいはかかったかも…？
編みシュシュは簡単だけど、奥が深いのかもしれないと思ったのでした。
